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ご挨拶

社長 ご挨拶

事業環境の変化に適切に対応しながら、長期安定成長へ向けた投資を積極的に進めます。

1. 2020年3月期の連結業績と配当につきまして

社長写真

当社グループの中期経営計画の5年目でありました2020年3月期は、豪雨や大型台風などの自然災害が相次いだものの、堅調なインフラ・土木関連需要を背景に都市圏・地方圏の双方であと施工アンカーや電動油圧工具の販売が伸びたほか、前期に実施したM&Aの効果等により、包装・物流機器関連や電子基板関連の収益が拡大いたしました。その結果、売上高は前連結会計年度比8.6%増の18,490百万円、営業利益は同14.5%増の1,508百万円となり、ともに過去最高を達成することができました。

これを受けて、1株当たりの期末配当金につきましては期初計画通り、前期に比べて2円増配の26円とさせていただきました。当社グループは今後も、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定配当を継続していくことを基本方針としてまいります。

2. 事業環境認識

足元では東京オリンピック・パラリンピック関連の需要が一段落したほか、今後は新型コロナウイルス感染症の影響により、都市圏での建設工事の中断等も予想されます。

一方、高度経済成長期に整備された高速道路や鉄道、トンネルなどインフラ・土木分野における維持、保全、補修の需要は地方圏を中心に今後も堅調に推移する見込みであるほか、近年相次いでいる大規模自然災害を背景に、より高い強度性能や安全性を確保できる製品へのニーズも高まっております。

当社グループはこうした事業機会を着実に捉えることで長期安定成長につなげていくほか、人手不足が続く建設工事現場の効率化や省力化に貢献できる新たな製品、サービス、メンテナンス、工法等の開発も強化することで、中長期的目標である売上高成長率5.0%以上(年平均)、営業利益率8%の達成に向けて邁進してまいります。

3. 中期経営計画最終年度の重点施策

長期安定成長に向けたファスニング事業および機能材事業における共通戦略として、従来の「モノ売り」を中心としたビジネスモデルから、「製品」「技術」「サービス」をバランス良く提供しながらお客様の「困りごと」を解決する「コト売り」への転換を加速してまいります。そのための組織変更として、本年4月、これまで取り組んできた首都圏の大規模ユーザー向け営業強化策「CPM(クロスプロジェクトマネジメント)」、および地方圏で進めてきた「現場力アップ」の取組みの成果を、ファスニング事業・機能材事業の双方で確実に発揮していくべく、「ファスニング事業本部」と「機能材事業本部」を設置いたしました。両本部においては、マーケティング・開発・購買・物流など、営業支援部隊を集約し、一気通貫に機能させることで、「コト売り」の拡大に必要な専門知識や専門能力を更に高めてまいります。また、各営業拠点においては個々の裁量権を高め、地域特性をふまえ両本部の製品・技術・サービスをお客様にスピーディーに提供することで、さまざまな「困りごと」を解決してまいります。

この新たな組織体制のもと、ファスニング事業においては、これまで培ってきた顧客との信頼関係や現場での情報収集力を活かし、イージーアイアンカーや拡底式アンカー、アスファルト向けアンカーといったユーザーの効率化・省力化ニーズに応える製品のラインアップを拡充し、地域密着できめ細かく展開してまいります。また、各種工事実績の増加に伴い、案件の大型化・長期化が進んでいることから、長期安定成長へ向け、収益性や製品開発力の更なる強化を図ってまいります。

第2の収益の柱とするべく拡大中である機能材事業においては、昨年子会社化した浦和電研(株)とのシナジーを電子基板事業において最大化していくとともに、歩道橋をはじめとする鋼構造物の補修を簡単に実施できる紫外線硬化型FRPシート「e-シート」といった製品のラインアップを拡充してまいります。また、昨年子会社化した成光産業(株)の強みである機械修理・メンテナンス能力や、足元で堅調に推移しているアルコール検知器のメンテナンスサービスについても顧客起点での強化を進め、「コト売り」の核として発展させてまいります。そして、こうした事業の拡大に焦点をあてた投資やM&Aを積極的に推進し、ファスニング事業と合わせた連結売上高200億円の達成を目指してまいります。

4. 事業環境の変化に適切に対応しながら、長期安定成長への取組みを継続

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに世界の経済活動や社会のあり方が大きく変わろうとしておりますが、当社グループは今後も事業を通じて「安全・安心・環境」という価値を社会に提供しSDGsに貢献し続けるとともに、国内外でますます重要性が高まるESGへの取組みにも注力してまいります。具体的には、「5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)改善活動」の一環としてリサイクルや再生可能エネルギーへの取組みを強化し、本社周辺における太陽光発電と自社利用を進めているほか、女性従業員の更なる活躍や働きやすさの改善に向けて、「女性活躍推進協議会」による取組みを全社横断プロジェクトとして展開しております。

次期中期経営計画の方向性については現在検討中でありますが、まずは足元の事業環境の変化への適切な対応を優先した投資を着実に進めるとともに、SDGsやESGへの取組みにも注力することで、長期安定成長へ向けた価値創造基盤を強化してまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

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