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ご挨拶

社長 ご挨拶

当上半期の概要についてお聞かせ下さい。

社長写真

当社グループの上半期の実績は、売上高が65億34百万円(前年同期比1.7%増)、経常利益は1億94百万円(同18.5%増)となりました。今年3月に発生した東日本大震災の復旧・復興に向けた小規模な修復工事が数多く発生して、金属拡張アンカーや接着系アンカーは好調に推移しましたが、耐震補強工事や設備投資などが伸び悩みました。また西日本地域を中心とした建材の供給不足や、計画されていた工事着工物件の予算執行に遅れが出たほか、計画停電により経済が停滞したことも影響し売上面では計画を下回る結果となりました。

一方、収益面では、引き続きコストダウンの徹底を図ったことで利益率が向上し、計画を上回る結果となりました。サプライチェーン強化を目的に業務の改善及び製造の効率化と合理化を進めた結果と考えています。

通期の見通しについてはいかがですか。

売上面では、耐震補強工事などの持ち直しや復興に向けた取組みの本格化を受けて、下半期には建設関連製品の需要増を期待しています。しかしながら利益面では、11月に上半期の業績予想を上方修正しましたが、経済環境は依然として不透明で、とくに西日本地域における設備投資は引き続き低調に推移することが予想されることから、通期の業績予想は変更していません。

中期経営計画も含め、取り組まれている施策について教えて下さい。

まず中期経営計画ですが、定量目標については、着実にステップを踏んでいると考えます。なかでも新製品の販売拡大について、環境分野における太陽光関連製品「あと基礎アンカー」や「ディー・アーススクリュー」が伸張の兆しがあり、メガソーラー等の大型案件の確保を目指すなか、引き合いも見られ始めています。目下、設置場所の調査から施工、そして性能確認まで一貫して行う、システム提案をできるよう推進しているところです。

また、我々は3つの大改革を重点施策として取り組んでおります。一つは、人財改革です。「創造」「挑戦」「共生」という3つのキーワードを理想として掲げる当社グループ人財像の実現に向け、社員一人ひとりが日々研さんしております。社員の成長こそが会社の発展に繋がります。ですから会社としては、社員または部門で自ら設定した目標の達成意欲をさらに高めるような、評価制度の見直しや学べる環境の提供などを通じてサポートしていきます。二つ目は組織改革です。前期より事業部制を導入してスピード経営を実践するかたわら、国内においては合理化、タイ工場では設備投資を行うなど、着々と進んでおります。三つ目はシステム改革です。6月に新しい基幹システムを導入しましたが、入手したデータをどのように活用するかが重要になります。ITを利用することで、各自が効率化(コストダウン)を推進すると共に、新たな業務の拡大に意欲的に取り組む気概を啓蒙し、人財改革と共に社員教育を充実させていきます。

海外戦略としては、8月に当社グループ会社であるS.F.T※1の全額出資により、ベトナムに子会社(孫会社)「SANKO FASTEM(VIETNAM)LIMITED」(以下、S.F.V)を設立しました(11月より営業開始)。S.F.VとS.F.Tとのグループシナジーを発揮することで東南アジアにおける販売網の拡大を図ってまいります。

※1 S.F.T・・・SANKO FASTEM(THAILAND)LTD.

最後に株主・投資家の皆様へのメッセージをお願いします。

当社は建設分野だけではなく、環境関連など新たな分野への投資を行い、アルコール測定器なども含め「安全・安心」のために取り組んでいます。市場変化が激しいなか、新たな分野で成果を上げるには時間がかかりますが、「人のお役に立てる」ように社員一同精進していきます。

長期的な観点から、当社グループの成長を見守って下さいますよう、何卒、よろしくお願いいたします。

事業戦略

中期経営戦略(2010年~2014年)
安全・安心・環境をキーワードに事業領域を拡大し200億円企業となる

4つの視点での改革

財務の視点

成長性・収益性・安定性の向上

人財と変革の視点

採算性を重視した組織体制の構築
活き活きと働ける風土づくり

業務プロセスの視点

安全・安心・環境に関連した製品・工法開発と販売促進
IT改革と連動した社内体制のスリム化&強化
サンコーテクノグループコラボレーション強化

顧客の視点

製品用途拡大と新市場の創出

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